2025年7月8日火曜日

7/4  森のきこり遠足(とうきょうすくわくプログラム)

とうきょうすくわくプログラム推進事業の一環で、氷川保育園でも探究活動を企画!!

その第一弾として、東京・森と市庭さんにご協力いただき、森のきこり遠足を実施しました♪
 

海沢にある、東京・森と市庭社有林が舞台です♪

ヒノキの間伐体験に挑戦です!!


事前に導入も行いました♪

みんなが、住む奥多摩町には木がたくさんあること、保育園の散歩でもよく木がたくさんあるところに行くこと・・・・

そして、みんなのまわりで木でできているモノがたくさんあることを思い浮かべてみました!

「山に生えている木」と「木からできたモノ」の形が全然違うことに気が付き、どうなっているんだろうと不思議そうに考える子ども達・・・

その答えは森にあるはず!!
ということで、きこり遠足を迎えました(*^▽^*)

スタッフのすがっちによる森のお話

右(スギ)と左(ヒノキ)の森の違いはなにか・・・?

という問いに、子ども達は

「左の方が暗い!」「なんか左の方が怖い」「右は明るい」「地面に草がたくさん生えてる」など次々に発言しています♪

みーんな正解(≧▽≦)


右側が明るい森が、手入れをされて木にとって育ちやすい状態だそうです♪

左側の暗い森をどうしたら、明るくできるか・・・?

の問いには、

「太陽に動いてもらう!!」など、面白い意見が飛び出すなか、「木を切ればいいんだ!!」

と気が付く声が出ました(*^▽^*)


木を切る=間伐することで、森に光が差し込み、木がより良く育つことを知りました!

今回は左側、うす暗い方の森のヒノキを間伐します♪

斜面に気をつけながら、伐採する木のもとへ!

森の中は涼しく心地良い風が吹いています♪

スタッフのよっしーからのお話


間伐する木はどうやって選ぶかを聞きました。

生長がよくなかったり、まっすぐ伸びなそうな木だったり、また、この場所をもっと広げたいなとか目的があったりと、様々な理由で選んでいるんだって(*'ω'*)


それでは実際に、木が倒れる方向を決める、「受け口」をのこぎりで切っていきたいと思います!!

スタッフのげんちゃんに手伝ってもらいながらギコギコ


ドキドキ緊張する子、真剣な面持ちの子、ニコニコな子、それぞれ様々な感情で取り組んでいる様子が伺えました♪

先生達も挑戦!!

がんばれーと応援する子ども達です♪

仕上げはスタッフげんちゃんがチェーンソーで切っていきます!!

「受け口」が切れました!!

切り立てのヒノキはとってもいい香りがしますね♪

一人一人香りを楽しみます(*^▽^*)

「なんかレモンっぽい香りがする」という意見もありました。


「受け口」の反対側に「追い口」をチェーンソーでいれてから・・・

チルホールという道具でワイヤーを引っ張ることで、木を倒します!

これも一人一人体験させていただきました♪

だんだんと、木が傾いてきて、バチバチっと木が割れる音が響くと

「すごい音だ!」と歓声が沸いたり、なかには怖くなってしまう子もいたり・・・

ほら!こんなに傾いた!!

でも、なんと、隣の木に寄りかかる形にたってしまい、倒れません('Д')

げんちゃんとよっしーが違う方法で倒す作戦をしている間、みんなは森へ探検に行くことに!!

すがっちの案内で森へレッツゴー!!

森には素敵なウッドテラスがありました♪

おーい(≧▽≦)


上はこのような感じになっています♪

いい眺めだね~(*‘ω‘ *)

このテラスも木でできているんだね~


チェーンソーで木を切る時に出た「おが粉」ゾーン

ふかふかして面白い踏み心地です♪


「やっほー!!」

山々にみんなの元気な声が響き渡ります♪


この柵も、木でできてるね(*'ω'*)


ちょうど上に乗りたくなる丸太もありました(*‘ω‘ *)


みんなで集合写真も撮りました♪
森の音やにおい、手ざわり・・・五感をぜんぶつかって森を感じながら過ごすことができ満足そうな様子の子ども達でした(≧▽≦)


そろそろ、げんちゃんとよっしーの準備が整ったようですよ~


ワイヤーの位置を変えて、再び挑戦・・・

でも、倒れない(;・∀・)


方法をもう一度変えて、ロープで引っ張ってみたけど、これでも倒れない( ;∀;)

ここで、タイムリミットがきてしまい、木が倒れるところを見ることができませんでした。

子ども達からも「倒れなかったねー」「木に引っかかっちゃってるもんね」と言う声がありました。

【木を切ったのに、たおれない!】

ちょっと残念な結果でしたが、逆にリアルな森の中の出来事だったといえるのではないでしょうか!

森の仕事の大変さや、自然の中で思い通りにいかないこともあるということを感じることができたんだと思います。


最後にお礼を言って解散となりました。
森と市庭のスタッフのみなさんも子ども達に木が倒れるところを見せることができず悔しそうですね。子ども達にも何度も謝ってくださいました。

「木を切る」
その一言では言い表せない、時間や力、そして安全への配慮が必要な作業であることを、子どもたちはしっかり受け止めていたようです(*'ω'*)


その日の夕方、色々な方法を試して、ついに木を倒すことができたと動画を送ってきてくださったので、みんなでスクリーンで見てみました♪

みんな大興奮で動画を見て、木が倒れた瞬間、大きな歓声があがりました(*^▽^*)

そして、もっと興味がわいてきた様子で、
「どうやって倒せたんだろう?」という声も。

あんなに苦労してもダメだった木をどうやって倒すことができたのか気になり始める子どもたち。

その場で電話して聞いてみると、まず、チェーンソーで追い口の角度をかえて、木を完全に切ってしまいます。そして、そこからチルホールで道路側に引っ張って倒すことに成功したそう・・・

説明だけだとよくわからない様子だったので、今度、森と市庭のすがっちが保育園に説明しにきてくれることになりました♪ 

楽しみだね(*^▽^*)


最初に切り込みを入れた部分「受け口」をお土産にいただきました♪

玄関に置き、お迎えの保護者の方にも感じていただきました(*^▽^*)


次回のすくわくは、製材所の見学を行いたいと思います♪
今回切ったヒノキの木がどうやって加工されていくのか楽しみですね(≧▽≦)


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