2025年10月20日月曜日

10/16  森の製材所見学(とうきょうすくわくプログラム)

とうきょうすくわくプロジェクトの一環で、氷川保育園でも探究活動を実施中!!
第2弾として、今回も東京・森と市庭さんにご協力いただき、森の製材所見学に行ってきました!!




「東京・森と市庭」の製材所を訪ねました♪
まず、"すがっち"を初めとしたスタッフのみなさんにごあいさつ。前回の森のきこり遠足のおさらいや今日の流れについてお話を聞きました!!

木でできているものはなんでしょう?の問いに、
イスやテーブル、木のおもちゃ、木の壁など子ども達から発言があがります!

山で生えている木とそれらが全然形が違うことに触れて、今日の学びへとつなげてくださいました♪

子どもたちの表情には、これから始まる体験への期待がにじんでいます(≧▽≦)


まずは、丸太の皮むき体験!!
スタッフの"うっしー"が、みんなの好奇心とやる気をみなぎらせてくれています♪

山に生えている木には皮がついていて、加工の第一歩がこの皮むき。
本来は機械でやっていることですが、子ども達にも体験させていただきました♪

丸太を前にして、キラキラした表情の子どもたちです!!

一斉にスタート♪






手で皮をむいていくと、内側からツルツルとした木肌が出てきます(*^▽^*)

「こんなにながいのがむけた!!」

「こっちはザラザラでこっちはツルツル~」

「なんでピンクなんだろう?」  

「レモンっぽい匂いがする!」

と、色々なことに気付いたり感じたりしながら夢中で手を動かしていました!!


皮むきを終了後、素敵な階段を登っていくと・・・


大きな機械が並ぶ製材所の中へ!!

「よっしー!!」

よっしーとの再会を喜ぶ子ども達♪


丸い木がどうやって四角い柱になっていくのかを教えてもらいました(*^▽^*)


実際に機械をが動くのを見学・・・

あまりの音の大きさに思わず耳をふさぐ子もいました(; ・`д・´)

すごい迫力だ!!


だんだん、四角に近づいてきて・・・


柱の形になった♪


すりすりと触ったり、くんくんと香りを楽しんだり・・・

表面はまだザラザラしていて、ヒノキのいい香りが漂います♪


木が柱に加工される様子を見て、森の木がわたしたちの生活の中に生きていることを実感できました(*^▽^*)

身近な、木の遊具・玩具、イスやテーブルなどが、森の木からできているということに結びつく瞬間になっていたら、とても嬉しいですね!!


その後、東京・森と市庭のオフィスへ移動・・・


見学のあとは、自分たちでも木を使って“ものづくり”に挑戦です!!
丸太を加工した「マルタネット」を作ります(≧▽≦)


丸太の輪切り一つ一つが、全て違う形・模様になっています!!

どれにしようかな~?


これに決めた(*^▽^*)

みんな自分の直感でお気に入りの木を選んでいました♪


「魔法の紙」=「紙やすり」の紹介♪





自分で選んだ丸太の輪切りを手に取って、紙やすりでこすっていきます♪

最初は少しざらざらしていた木の表面が、こすればこするほどなめらかになっていきました!!
こすっているうちに、木の粉がふわっと出てきて、「お砂糖みたいなのが出てきた!」と笑う子も(*^▽^*)



手のひらやほっぺにあてて、「すべすべになったよ!」と確かめる姿もありました♪

木の肌の変化を感じながら、夢中で自分だけの“木の楽器”づくりを進めます(≧▽≦)




すべすべになった木に、今度はクレヨンで絵を描きます♪
思い思いの色で線や模様を重ねていくうちに、木の丸みや木目がそのまま模様の一部になっていきました(≧▽≦)

「顔にしようかな」「虫を描こう」など、つぶやきながらじっくり描く姿が印象的でした♪
それぞれの手の中で、木が少しずつ“自分の作品”へと変わっていきます!!




できあがったマルタネットを手に、はいチーズ!!
とっても素敵なマルタネットの出来上がり♪
みんなの表情が、とっても誇らしげです(≧▽≦)


できあがったマルタネットを持って外へ!!

「やまのおんがくか」に合わせてみんなでマルタネットミニ演奏会♪
タンタン、トントンと木の音が山に響いていくようでした(≧▽≦)


最後は、森と市庭のスタッフの方々に「ありがとうございました!」と元気にあいさつ!
木を切るところから製材、ものづくりまで、たくさんのことを教えていただきました♪


子どもたちは、前回「森のきこり遠足」で伐った木が、今回の「森の製材所見学」で、どのように形を変えていくのかを、目で見て、耳で聞き、手で感じながら確かめていきました。


丸太が柱になるまでの工程を間近で見て、「木ってこんなふうに切るんだ」「あ、木のにおい!」「丸かったのが四角になった!」と、子どもたちは次々に発見をしていました。

木が柱になる過程を見たことで、山や森に生えている木と身のまわりの木製のモノとのつながりをイメージできたのかなと思います。


木の香り、手ざわり、音――どの瞬間も、子どもたちにとって印象深い体験になりました。


次回は、製材の過程で出る端材や鉋くず、木の皮などを園に持ってきてもらい、乳児クラスも一緒に楽しめる木育ワークショップを行う予定です。
森での間伐から、製材、そして園での活動へ。

今回の取り組みだけで終わりではなく、"木のめぐり″を感じながら、子どもたちの学びが少しずつ広がっていけたらいいなと思っています。




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